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「アトピー」の原因と対策
アトピー性皮膚炎の症状
アトピー性皮膚炎は、幼児期から思春期にかけて発症し、冬から春先に悪化するたいへんな痒みを伴う難治性の湿疹ができる疾患です。慢性化すると、皮膚のきめが粗くなる「苔癬化」が起こり、これもアトピー性皮膚炎の特徴的な症状です。
原因
- アレルギー
アトピー性皮膚炎はI型即時型アレルギーと反応に分類されます。アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹なども同じくI型に属します。
- 生まれつきの皮膚の弱さ
皮膚の角質は細胞と細胞の間にセラミドという脂が詰まって、乾燥を防いだり、異物の侵入を防いだりしています(バリア機能)。アトピー性皮膚炎の人は、このセラミドが十分になく、バリア機能が弱いというものです。
アトピー性皮膚炎の治療
- 薬物療法
- 湿疹のひどい部分には、ステロイドの外用薬を用います。
- 全身的には抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服します。
- 日常生活
- 肌を清潔に保ちましょう。夏場は汗をかくので、こまめにシャワーを浴びます。肌が乾燥しているようなら、保湿剤(ワセリンなど)を塗りましょう。冬は特に乾燥するので、保湿が必要です。
- 部屋も清潔にしましょう。ほこり、ダニ、カビなどのアレルゲンを除去するために、こまめに掃除し、換気をしましょう。また、寝具や衣類にも気を使ましょう。
- 食物アレルギーがあるのなら、その摂取を避けましょう。近年、アトピー性皮膚炎の患者が増えてきたのは、欧米化した食生活に原因があるといわれています。日本古来の食生活をしていれば、アトピー性皮膚炎になりにくいそうです。また、腸内細菌叢が乱れると異物に対して必要以上に過敏になるそうなので、腸内細菌叢を整えましょう。
- ストレスが引き金になって、アトピー性皮膚炎が起きます。ストレスがかからないように注意しましょう。