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ホーム > apis 健康コラム >貧血
  • 特に女性に多い病気です。
    貧血といっても分類すると細かく種類わけできます。
貧血の定義とは?
  • 貧血とは、『血液中の赤血球が基準値よりも減少した状態』のことをいいます。
    赤血球は全身の細胞に酸素を運ぶ働きをしているので、赤血球が不足することで体内の細胞が酸欠状態になるため、貧血特有の症状が現れます。
    特に生理によって毎月血液を失う女性は約1割が貧血とも言われていますが実際の生理時の出血は極微量で、生理時の貧血は体外に鉄分が排出さることで引き起こされます。
貧血の検査値
  • 貧血の目安となる値は、ヘモグロビン濃度が血液1dL中に男性で14g以下、女性で12g以下、男女差が無くなる高齢者では11g以下が貧血の診断とされます。

    下記の表にまとめたものが正常値です。
    赤血球数(RBC)/μL 男性 450〜600万個 女性 400〜500万個
    ヘモグロビン濃度(Hb)/dL 男性 14〜18g 女性 12〜16g
    ヘマクリット(Ht) 41〜51% 37〜46%
    男性ホルモンが血液産生を促しているため、男性は女性より貧血になりにくい。
    70歳前後を境に男性ホルモンは減少してくるため、それ以降は赤血球数の男女差は縮まってくる。
      
あなたは貧血?YES or NO
  • 次の症状のうち3つ以上当てはまれば貧血の可能性があります。 チェックしてみましょう。
    疲れやすい
    朝起きるのがツライ
    身体を動かすと動悸がする
    めまい、立ちくらみ
    スプーン爪になっている
    まぶたの裏側が白っぽい
    身体がだるい
    頭が重い、頭痛がある
    氷が食べたくなる
    つめが薄く、割れやすい
    食欲が無い
    顔色が青白い、土色っぽい
             
貧血と低血圧は別物!
  • 貧血とは体の酸欠状態です。
    体に酸素を運ぶ赤血球やヘモグロビンの不足で脳まで酸素が十分に回らないため、頭痛やめまいが起きるのです。

    低血圧は、心臓に関係しています。血液を送り出すポンプの力が弱かったり、血圧を維持していくための末梢血管の緊張が緩んでいると血圧が下がってしまい脳に酸素が回らなくなって貧血と似たような症状がでる場合があります。

    低血圧だからといって貧血になるわけでもないし、その逆もありません。
    まれに同時に症状がでることがあるが、その場合は症状が強くでることがあります。
貧血を種類別にわけてみよう
  • 多く見られる貧血
    鉄欠乏性貧血
    赤血球の主原料となる鉄が不足することで起こる貧血が、貧血全体の7割を占めており、最も頻度が高い。
    症状
      ・爪がスプーン状に反り返る
      ・カサカサ肌
      ・酸味がしみる 
      ・口内炎、口角炎になりやすい
      ・氷など固いものを大量に食べたくなる
    原因として
      @食べ物からの鉄不足
      A鉄の吸収率が悪い
      B慢性的な出血が挙げられる  
    成長期の男性や閉経していない女性では12mg、妊婦では18mgの鉄分が必要とされている。
    人間の体には約4gの鉄が存在している。何らかの原因 で鉄が不足すると、まず蓄えられた鉄を使用する。そのため、鉄が不足したからといってすぐに貧血の症状は現れない。これを隠れ貧血という。
    貯蔵鉄が完全になくなると、全身が貧血となる。
    慢性の病気による貧血
    原因となるもとの病気が良くなれば、貧血の症状も改善するのが一般的。
    慢性関節リウマチ・膠原病・肝臓病、消化器系の病気など 。
    妊婦貧血
    脳貧血
    小学校の朝礼などで長時間立ち続けていると、気分が悪くなって倒れたりする症状を言うが、これは本当の貧血ではない。脳貧血の場合、血液を調べても正常で問題ない。
    脳貧血とは、薄い血液が原因ではなく、脳への血液循環がうまくいかず、脳が酸素不足を起こしてしまった状態のことをいう。
    専門医の診察が必要な貧血
    再生不良性貧血
    貧血の中で最も治りにくい。特定疾患。              
    溶血性貧血
    赤血球の寿命が短くなって起こる貧血。
    悪性貧血
    ビタミンB12が不足して起こる貧血。                        
                                
貧血治療
  • 鉄欠乏性貧血の治療には鉄剤を服用します。
    鉄剤は1錠に50〜100mgの鉄が含まれているが、体内に吸収されるのは約1/10量のみです。
    鉄を補うと、まずヘモグロビン鉄が作られ貧血の症状が改善されます。この段階ではまだ貯蔵鉄は回復していません。症状が解消した段階で服用をやめるとすぐ再発します。
    約2〜3ヶ月服用し続ける必要があります。
                
    鉄を多く含む食品
    魚介類 カツオ>しじみ>はまぐり>あさり
    肉類 豚レバー>鳥レバー>馬肉・牛レバー
    野菜・果物類 ほうれん草>小松菜>切干大根>菜の花
    海藻・豆類 干しひじき>のり>豆乳>きなこ>豆腐
    魚介類や肉類に含まれる鉄分は「ヘム鉄」といい、吸収が良い。
    野菜類に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」といい、吸収されにくい形でヘム鉄の1/3程度。
    ビタミンCを多く含む食品
    ビタミンC ブロッコリー・キャベツ・小松菜・レンコン・オレンジ・キウイ・イチゴ
    玄米・うなぎ
    葉酸 さつま芋・ほうれん草・タラ・牡蠣・牛乳・卵黄・レバー
    水溶性ビタミンCの1つに赤血球の生産に欠かせない葉酸がある。鉄分をしっかり摂っていても葉酸が不足すると貧血になる。
    またビタミンCには鉄分をより吸収良くする効果がある。
    ビタミンBを多く含む食品
    ビタミンB6 イワシ・サケ・にんにく・ほうれん草・レバー・玄米・大豆
    バナナ・ピーナツ
    ビタミンB12 サバ・ニシン・イワシなどの青魚・牡蠣・レバー・チーズ・卵