健康食人 vol.113 嚥下

★嚥下とは

  • 口腔内の食塊を胃へ送り込む運動のこと。
  • 意識的に行う随意運動と無意識に起こる不随意運動の動きから成り立ちます。不随意運動の部分で障害が起きると気管に誤って入る誤嚥を起こしてしまいます。

★不随意運動による障害    

飲み込みの反射の障害や、飲み込みの力が弱い、食道を通過できないことが原因で起こります。また脳血管障害やパーキンソン病を患っている方は麻痺が原因で生ずる場合もあります。誤嚥を起こし続けると、気管支や肺で病原菌が繁殖して肺炎を起こしてしまいます。(誤嚥


性肺炎)

★嚥下しやすい食品の条件

①   密度が均一  ②適度な粘度あり

③   バラバラになりにくい

④   口の中、もしくは飲み込む際に変形しやすい

具体的な食品→プリン、ゼリー、ヨーグルト、ポタージュスープ

嚥下しにくい形態と食品

形態 食品名
ツルリとしたもの もずく、めかぶ
小さくて堅いもの ごま、ピーナッツ
しっかりした小さな食塊を形成するもの かまぼこ、ちくわ、寒天ゼリー
粘度が高く大きな食塊を形成しやすいもの パン、まんじゅう、カステラ
口腔や咽頭にくっつきやすいもの だんご、餅、わかめ、のり
繊維が多くて堅いもの ごぼう、たけのこ
パサパサして、まとまりにくいもの 焼き魚、固ゆで卵
酸味が強くむせやすいもの オレンジジュース、酢のもの
水分の中に固形物のあるもの(不均等) 具入りみそ汁、ぜんざい

誤嚥を起こしやすい人には、飲み物にとろみをつけることで飲み込みやすくなるでしょう。

★摂食姿勢のポイント

①あごをひく。

②背筋を伸ばす。

③肘、膝が90度に曲げる。

④足が床につく。