健康食人 vol.49 -乗り物酔い-

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乗り物酔い

乗物酔いは、「動揺病」または「加速度病」ともいわれ、乗物の揺れ、特に不規則な加速・減速の反復が内耳の三半規管や前庭を刺激することによって起こる自律神経系の病的反応です。
 好発年齢としては三半規管が未発達の子供に多いとされていて、中学生ぐらいでピークになり、その後はだんだん減少し20歳をすぎるとさらに少なくなります。大人でも体質や体調によっておこり、乗る場所や気分など人それぞれ症状が現れる条件は違います。

原因と症状

乗り物酔いの原因は様々ですが、下記のように五感と大きくかかわっています。

視覚 強い光・目に入ってくる刺激の強さ(流れる景色のスピードについていけず脳の混乱が起こる)
嗅覚 車内や排気ガスのにおい
触覚 乗り物の揺れにより内耳にある平衡感覚がうまく動かなくなる


症状としてはあくびや生つばから始まり、吐き気、顔面蒼白、冷や汗などの症状があらわれ、ついには嘔吐を引き起こします。
対処法
乗り物酔いは乗り物から降りることで改善します。我慢せずに降り、外の空気をすうなどリラックスすることが大切です。また、車などのにおいが原因で酔ってしまう場合は、ミントやジンジャーの香りが効果的と言われています。
 いままで乗り物酔いをしたことがないのに急に酔うようになったなどの場合は耳や脳に疾患がある場合があるので一度病院を受診してみるのもよいでしょう。
効果が期待できる食べ物
✿チョコレート・飴
 →血糖値が上昇し、脳が覚醒するため乗り物酔いが起こりにくくなります。
✿炭酸水
 →胃の調子、自律神経を整えてくれ体を正常に戻す働きをしてくれます。
✿生姜
 →胃の粘膜を鎮静化する成分が含まれて、吐き気の防止につながります。
✿梅干し
 →食べたときに出る唾液が三半規管のバランスを整え、酸味が胸のむかつきを抑えます。

★乗り物にのる前にお腹いっぱい食べ物を食べたりすると、乗り物酔いになりやすいとされています。また上記の物でも食べ過ぎは逆に車酔いにつながる場合もあるため、量は加減する必要があります。リラックスして車にのり、自分に合った方法で乗り物酔いを軽減しましょう。